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日本と全然違う!ケベックで妊娠して驚いた10のこと

2019-12-04

日本と全然違う!ケベックで妊娠して驚いた7つのこと

みあ

フランス人の旦那と結婚し、2018年11月に日本からカナダのケベック州ケベックシティに家族と移住。

私は日本からカナダのケベック州に移住、妊娠し、ケベックで2人目の我が子を産みます。1人目の子は日本の病院で産みましたが、今回はケベックの産婦人科に通院して、出産を迎えます。

で、実際にケベックの産婦人科に通うと、「日本の病院と全然違う!」と医療事情の違いに驚くことが多々ありました。

今回は、そんなケベックで妊娠して驚いたことをご紹介します。ケベックでお子さんを出産予定の日本人の方、ぜひご参考に。

ケベックで妊娠して驚いたこと

  1. 病院は選べない
  2. 検診と出産の病院が別
  3. 様々な検査やエコーは通院先の病院以外で受ける必要がある
  4. 出産までのエコー検査がたったの2回
  5. エコー室は子供の入室が禁止
  6. 「担当医師」がまさかの「研修医」
  7. 食事制限がない
  8. 検診から出産まで無料
  9. 無痛分娩が無料でできる
  10. 分娩室は子供の入室が禁止

本当に、日本の産婦人科と全然違うんです。

病院は選べない

日本で出産する場合、自分で好きな産婦人科を選んで、通院・出産しますよね。「通いやすいからこの病院が良い」「設備が最新でキレイだからこの病院で生みたい」「評判が良いからこの産婦人科に通院しよう」なんて選ぶ方も多いのではないでしょうか。

ところが、ケベックは基本的に指定された病院で通院・出産することになります。自分では選べないんです。

検診と出産の病院が別

ケベックでは、「通院する病院」と「出産する病院」が別です。日本だと、通院した病院でそのまま出産するのが普通だと思います。なのに、ケベックは別の病院なんです。

行き慣れない病院で出産するってとっても不安。なんで通院してる病院で出産させてくれないの?はじめて知ったときは、不満でしかありませんでした。

様々な検査やエコーは通院先の病院以外で受ける必要がある

ケベックでは、妊娠検診で何かの検査を指示される毎に、通院先の病院以外の病院を転々とします。

私は通院先の病院から血液、糖、尿、染色体異常トリソミーの検査を指示されたときに、他の病院に行くよう指示されました。

日本だと、他の病院に検査に行くって、よっぽどのことがない限りあり得ないと思います。とても面倒だし、妊婦に負担になるようなことをさせるなんて、ちょっと心外。。

出産までエコー検査がたったの2回

日本で出産する場合、出産するまでエコー検査を毎回の検診で撮ってくれますよね。

でも、ケベックの産婦人科は、出産するまでたったの2回(母子ともに健康な場合)しかエコー検査をしてくれません。しかも、初エコー検査をしたのが妊娠14週目になってから。もう、赤ちゃんも結構大きくなっています。

エコー写真を見るって、妊娠検診の楽しみの1つでもあるのに、それが2回しかないなんて信じられません!何より、お腹の赤ちゃんが無事か?健康に育っているか?すっごく不安です。

エコー室は子供の入室が禁止

エコー室の子供の入室は禁止です。お姉ちゃんになる娘に赤ちゃんの顔を見せてあげたかったけど、残念ながら、できませんでした。こちらではあくまでエコーは検診という観念。日本のように可愛い顔してますねとかいった余裕は与えてくれません。

「担当医師」がまさかの「研修医」

ケベックでは、初めてついたお医者さんが、基本的に産後まで担当して診てもらうことになっています。この点は安心。

ただ、「医者」といっても学位をとったばかりの「研修医」にあたることがほぼ100%(もちろん経験のある医師がきちんと監修していますが、私たちが問題がない限り会うことはありません)。正直、学位とったばかりの研修医に検査してもらうのって不安です。

食事制限がない

日本で妊娠検診に行くと、「太らないように」とお医者さんから指導されます。母子手帳なんかには、妊婦の体重の増加傾向をチェックするグラフがあり、「標準より太らないように」と気を使っていた妊婦さんも多いのでは?

ですが、ケベックの産婦人科には体重制限や食事制限などなく、むしろ「たくさん食べなさい!」という指示があり、ぶくぶくと太っていきます(笑)。

我慢せずに食べられるのはウレシイですが、制限がないっていうのにはさすがに驚きました。

検診から出産まで無料

日本では妊娠検診で8,000円くらいとられ(補助金が出ない場合)、出産費用の補助金も上限(出産一時金42万円)がありますが、ケベックでは完全に無料!

無痛分娩が無料でできる

無痛分娩が主流な国なので、無料でできます。これもありがたい。

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分娩室は子供の入室が禁止

エコー室同様、分娩室への子供の入室は禁止しているようです。分娩している姿をお姉ちゃんになる娘に見せたかったのになあ。というか、預け先を考えないといけません。

まとめ

日本で出産経験のある私が、ケベックで妊娠して驚いたことを7つご紹介しました。

こう考えると、金銭面以外では日本の産婦人科ってすごく恵まれているんだなぁ、とあらためて思いました。

別記事で妊娠検診の流れを説明してますので、ぜひあわせて読んでくださいね!

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みあ

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