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美の国フランスに行って驚いたこと10

2022-01-10

みあ

フランス人の旦那と結婚し、2018年11月に日本からカナダのケベック州ケベックシティに家族と移住。

学生のころ、1年だけフランス留学していた私です。そこでフランス人の旦那と出会い、子供を授かり、ケベックに移住していますが、今回年末にフランスに3年ぶりに旦那の実家に帰郷できました。そこで、フランスってやっぱり不思議だなー。びっくりするなーと留学当時から思っていたことと今回の帰郷で改めて思ったことをまとめてみました。

1.スーパーのチーズコーナーが3m超

フランスはスーパーのチーズコーナーが3m超

やっぱりチーズの国フランスですが、フランスの大型LeclercやSuper Uスーパーなど、どこのスーパーもチーズの取り置きが豊富です。実家近くのスーパーはチーズコーナーだけでなんと3m超もありました。もちろんフランスのチーズは濃厚・新鮮でおいしいです。ちなみにワイン大国でもあるフランスでは、ワインコーナーは8畳超×2ありました!

フランスはスーパーのワインコーナーが8畳超

フランスはスーパーワインコーナーが8畳超

 

2.昼からワインをたしなむ

ワインコーナーが8畳のワイン通なフランス人の食卓ではお昼からワインをもてなしてもらうことがほとんどです。私もおよばれされてはおいしいワインをいただきました。これは日常なのか?聞いてみたら、普通のことらしいです。仕事の合間のランチ休憩にも飲むことがあるとか。勿論仕事に差し支えないよう節度のある飲み方をしているようですが…。

3.食事の時間が長い

食事はどの家庭でもレストランのように、ほとんど提供の順番が決まっているようです。
まずスープ、メイン、サラダ、チーズ(パン)/ヨーグルト、デザート。そのため、食事の時間もゆっくりと流れます。お話好きのフランス人は食卓での会話をお互いを知るために、とても重要視しています。今回の旅行は家族の家々をわたり歩く旅だったので、全部で4家庭にお邪魔させてもらいましたが、食事の時間は毎回2~3時間くらい続きました。また、食へのこだわりも大切にしてるので、ゆっくり楽しむということをいとわない文化のようですね。

4.食後は必ずパンとチーズ

3のとおり、食事がいっぺんに出てこないフランスではメインを食べ終わった後にパンとチーズを食べ始めます。これは、カルチャーショックでした。
というのも、私の旦那も付き合いはじめ、一緒に住んでいる当初から、料理をせっかく作って、たらふく食べてもらった後にパンを食べ始めるので、食べたりなかったの?と思わず聞いてしまっていたのは、新婚当初でした。日本人の感覚だと、すべてを食べ終わった後にパンを食べ始めるなんて少し失礼と思ってしまっていましたが、今では習慣だとわかり、旦那が最後にパンで締めくくるという行為も納得することができました。文化ギャップでした。

また、毎食後に食べるチーズ文化のフランスでは、チーズを切らさないという鉄則もあるようです。

5.スポンジでテーブルを拭く

これも食関連ですね。テーブルを拭くとき、皆さんは何で拭きますか?台布巾という答えが普通だと思いますが、フランスでは食器を洗うスポンジを使います。併用してもいいの?衛生上大丈夫?と最初のころは、思いましたが、今では私もスポンジでテーブルを拭いています。ちなみに、ケベックでもスポンジを使う人が多いみたいです。

6.夏は日が長い

フランスは夏が快適です。(といっても近年の猛暑では40度を超える日も多々あるようですが…)夏は21時くらいまで日が落ちないため、外で一日過ごす人もたくさんいます。そんな私は、旅行に行くならやっぱり夏かな?と思っていましたが、今は極寒のケベックに住んでいる私。今回冬の滞在で、あたたかい冬を満喫できて冬のフランスもいいなと思ったところです。

そんな夏が快適なフランスは日焼け文化。みんなこぞって日がある場所を探します。私は日本人で、肌も人より白いほうなので日焼けはとっても苦手です。なので、みんなでピクニックに行くときに、日の当たりがいいテーブル席を選ばれると、ドキッとします。勿論今回の滞在は冬だったので、日の当たる温かい場所でピクニックも気持ちよかったのですが、冬の日差しもつよいフランスでは私の弱い肌は夜に赤くなってしまうことが多々ありました笑
勿論、夏でも日傘を持ち歩いている人なんていません。

7.汚い!トイレの便座がない!?

はい、これ本当に困りました。公共のトイレのほとんどでは、便座がないんです。おしりを浮かせて用を足さないといけないんですが、小さい娘はそれができず、トイレットペーパーを何枚も重ねて、おしりが直接トイレにつかないようにして対策しましたが、これにはもう懲り懲りで、外ではトイレ行かないように最後のほう伝えていました。公共のトイレは特に使い方も汚めです。掃除もあまりされていないようです。

 

8.国籍豊かなフランス

移民大国のフランスでは、ケベックと並び、いろいろな国の人がフランスに住んでいます。私の周りにいるフランスに住んでいる人でも、チュニジア、アルジェリア、アフリカ系の国といったようにフランス語圏からの移民が多いです。

9,フランスは幼稚園から義務教育

フランスの教育制度はかなり整っている印象です。2019年から3歳になる子供は義務教育になりました。幼稚園は日本と同じで、3学年ありますが、飛び級や落第もあります。教室では先生とアシスタントが二人がかりで20人ほどのこどもについて、数字やアルファベットなどの教育をします。水曜日のみ地域によって休みだったり、半日だったりします。

10.日本文化愛好者が多い

これはとてもうれしいですね。本屋さん、スーパー、雑貨屋さん、あらゆるところで日本のものを目にしました。比べてケベックでは、日本といってもピンとこない人が多いですが、フランスでは、日本から来たというと、とっても興味を持ってもらえますし、必ず一度は行ってみたい、いったことがあるという返答が帰ってきます。

日本語継承のための日本語を一緒に学たいお子様をお待ちしています。

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