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フランスの人気旅番組でコロナ禍でも世界旅行気分 J’irai dormir chez vousを見る

2020-11-10

フランスの旅番組で世界旅行気分

みあ

フランス人の旦那と結婚し、2018年11月に日本からカナダのケベック州ケベックシティに家族と移住。

旦那(フランス人)
フランス人なら誰でも知っている旅番組J’irai dormir chez vous。Youtubeでみれます!

フランス人の旦那がふと、見ていたことから、私も娘も家族みんなで最近はまっている旅番組です。

私のようにフランス語を勉強されている人にもいい番組だと思います。

コロナ禍の今、国を超えて旅行ができない中、旅行気分が味わえてとっても面白いです。

番組概要

赤いシャツがトレードマークのAntoineというフランス人の男性が、カメラを片手に一人で世界各地へ旅行をします。Antoineはフランス語、英語、スペイン語を使いこなせます。

番組のコンセプトは、そこの国の土地の見知らぬ人の家に泊まりながら、その国の人たちの生活様式を知ることです。

国についたら、Antoineは観光地はもちろん、聞いたことないような田舎のほうまで、いろんな場所に行きます。

番組の魅力

アントワン

アントワンは物おじせず、面白い興味深いと思ったら、すぐに現地の人に質問をします。

時には、その積極性から、警察にも話しかけちゃいますし、酔っ払いにも絡んじゃいます。

フィンランドでは、クリスマスの日に、通りすがりの人に家族のパーティに参加していいか?なんて気まずい質問もします。承諾してもらったところで、気まずさは取れない中でも、すぐにその家の人たちに溶け込んじゃうのは、アントワンのお人柄。

想像もつかない海外での生活や習慣が学べる

みあ
この番組の味は、その国の普通の生活が垣間見れること。国々での宗教、風習、習慣、文化、いろんな面が見れます。

アントワンは国につくと気になった人に積極的に話しかけて、その人に行動をともにさせてもらって、泊まってもいいか?聞いていきます。例えば、イランでは、見知らぬ人を家に入れるなんて物騒だという考えなので、かなり苦労しますし、タイでは、宗教上の理由から断られたりもします。スペインでは、ある町ではよその人を歓迎する習慣があるので、すぐに泊まる場所が見つかるものの、別の町では、家に入れることすら歓迎されなかったり。

みあ
なにがあるか予想できないのがみていて面白いです。

おすすめの国

1位:タイ

ケベックじゃないんかい!と突っ込まれそうですが、タイは見ていてとても楽しかったです。タイの人たちは基本的にとってもおおらかで、いつも笑顔。ある学校の教師と出会い、朝から学校の密着取材をします。タイでは学校で、子供たちに朝食を食べさせるらしいです。そのあと、小学校のあるクラスに入り、英語で自分の旅について話すのですが、英語が皆わかることにも驚きました。そして、目玉は、偶然出会った女性の家に泊まらせてもらうこと。貧しい彼女の家庭では、車のローンを2か月も払えていませんでした。でも、家でご飯をとっていると、近所の人が入れ替わり立ち替わり訪れて、アントワンは村の人たちととってもにぎやかな夜を過ごしました。お金はなくても、皆暖かくて幸せそうなタイの人たちのフレンドリーさもこの番組で学べました。

2位:日本

私たちの国、日本!日本についたアントワンはまず、言語に苦労します。私もできませんが、日本人の多くは英語が苦手です。アントワンは、英語で話しかけますが、伝わらない。更に日本では見知らぬ人が泊まってもいいか?なんて言って快諾する人は少ないんじゃないでしょうか?そんなこんなで悪戦苦闘のアントワン。この旅が日本で成功するのか?見ごたえがありました。

3位:イラン

語学学校の友達にイランの子がいるので、想像できないイランの生活を見たいと思って見てみました。印象はとっても閉鎖的な国。警察がいたるところで警備をしていて、カメラを持ったアントワンに、町の撮影をするなと怒られるというシビアなシーンもありました。始終緊張感があったのも印象的です。

みあ
都市テヘランのモスクが集まる場所に(場所の名前が表記されていなかったのでどこだかわかりません)行った際、きれいだね。と娘が思わず口にするくらい夜のイルミネーションとモスクや宮殿のライトが綺麗でした。

4位:ケベック

モントリオール、ガスペジー、から始まって先住民族の住む北の方まで行きますが、ここで面白かったのは、やはりケベコワ(ケベックのフランス語)がアントワンに通じてなかったこと。そのほかモントリオールやガスペジーの生活は想像ができたので、個人的に見ごたえはありませんでしたが、北のInukjuakという町まで行きます。そこで、多くの薬漬けの人と出会い、泊まらせてもらうことを諦め、ホテルに戻ります。定職につける人が少ない北の国の厳しい生活状況を目の当たりにして、同じ国にいるのに悲しい現実がありました。

5位:メキシコ

ケベックで出会った親友と呼べる人がメキシコ人なので見てみました。情熱的な国という印象通り、マリアッチの音楽家やダンスを習う学生たちに出会って楽しい旅をします。メキシコでは、15歳になると大人の女性としてお祝いをするという習慣があるらしく、そのパーティーにも参加させてもらいます。世界にはいろんなお祝いがあるなと勉強になりました。

 

そのほか、まだまだこちらでは紹介しきれませんが、コロナ禍で旅行ができない今、J’irai dormir chez vousを見ながら、旅行気分で楽しんでみてください。

おすすめの国があったら是非おしえてください!

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