Netflixの「エミリー、パリへ行く」が楽しいと、フランス語講座を一緒に受けている友達から勧められて、楽しくて一気に見てしまったドラマ。
1話30分弱なので、あっという間に見れます。勿論フランス語の勉強も兼ねているので、フランス語で。
人気の秘密は主人公のエミリーがとても可愛いことや、エミリーなどの女優さんが着こなすファッションセンスのよさ(私はファッションに疎いのであまりわかりませんが笑)パリの街並みが素敵なこと、色々とあります。
まずはあらすじ紹介から
「エミリー、パリへ行く」あらすじ
アメリカでマーケティングの仕事をしていたエミリー。ひょんなことからパリに転勤になり、キャリアアップのビックチャンスを手に入れます。
彼氏もアメリカに残し、フランス語も話せず(実際にはかなり話せています)、同僚ともうまくいかず、パリでの新生活は困難に見舞われますが、少しずつ、生活の基盤をたてながら、仕事もこなしていきます。
女の子として共感、応援したくなる楽しいラブコメディーです。
それから、10年前にフランスに住んでいた時のことを思い出して、フランスってこんなんだっけ?あーそうそう、そうだよねーと一人でうなずいたり、首をかしげたりしながら楽しく見ています。
では本題の「エミリー、パリへ行く」で映されているパリは本物か?それともステレオタイプなのか、を検証したいと思います。
①パン屋のパンは叫びたくなるほどおいしい
エミリーが初めてパン屋でパンを食べたときに、美味しすぎて思わずOh my godとびっくりしていました。
これは、私も初めてフランスに行ったときに感動したことの一つ。さすが美味の国そしてパン大国のフランス。
クロワッサンのサクサク感のあとに口に広がる濃厚なバターの風味!が味わえるのは、もうフランスだけだと思います。
うちの旦那もパンには本当にうるさいんですが、私たちがお米は日本米が一番というのと同じ感覚でしょうか?なのでこれは、あるあるかな?!
②歩道の犬のうんちの多さ
パリに限らず、歩道や公園いたるところに犬のふんが落ちているのはフランスならでは。
フランスのきれいなイメージが崩れてしまいますが、現実のフランス・パリの姿です。
下を向いて歩いていないと、靴にべったりふんがついているなんてことは、フランスに住んでいるときもよくありました笑 なのでこれもあるあるかな?
③立ちしょんをするひとが多い
エミリーも立ちしょんをする人と遭遇していしまうシーンがありましたが、これはどうでしょうか?
私の記憶にはありませんが、私は立ちしょんではなく、パリの治安の悪い場所ではしばしば痰を吐く人に出会ったことがあります。
④外国人のフランス語に厳しい
エミリーもパン屋の店員さんに、単語の女性形か男性形を訂正させられていました。
エミリーの同僚やボスもエミリーのフランス語の発音につっかかることもしばしば…。これはどうでしょうか?
私自身は本当に通じなかったことはありますが、意地悪で発音を直されたりしたことはありません。
⑤パリの人は冷たい?
エミリーの同僚やボス、意地悪な人が結構でてきます。
でもこれは本当にステレオタイプか、大げさに書いているだけだなと思います。
私のパリの友達は、困った人を見ると放っておけないし、ボランティア精神が旺盛です。
ただ、これも、ひとそれぞれ。パリ、フランスにかかわらず、日本にだってケベックにだって、冷たい人も優しい人もいるし、様々だと思います。
⑥街並みや景色がおしゃれ?
パリの街並み、セーヌ川、建物や公園、建築様式、家の作り、全てが見ていて楽しくって、このドラマを見ているとそれが楽しみでみてしまって、引き込まれてしまいます。
でも…実際私がパリに行った感想は、ごみがいたるところに落ちていたり、犬のふんがおちてて、メトロなんか臭かったりで、変な人に声かけられたり、少し現実に引き戻されてしまった経験があります。
それでも、セーヌ川周辺での散歩にカフェ、憧れます。
⑦レディーファースト
ドアを開けてくれたり、椅子を引いてくれたり、女性には優しいシーンがいくつかありました。これも、私が住んでいた時は、結構感じました。
アメリカ育ちのエミリーはこういった行為を受け入れられないようでしたが、フランスでは女性に優しい男性が多いと思います。
⑧レストランの質が高い
これは、私のパリの好きなところの一つ。
パリのレストランの多くが、味には安定感があって、ほとんどのレストランで美味しいものを食べられる(勿論例外もありますが)というのが私の経験です。レストランの内装も素敵なところが多いです。
⑨仕事に固執しない
ドラマでは、エミリーが仕事にい生き甲斐をもって一生懸命取り組んでいる姿を見て、引き気味な同僚たちの姿が見れました。
“Vous vivez pour travailler, on travaille pour vivre”(あなたたちは働くために生きている、私たちは生きるために仕事をしている)と言い放たれてしまいます。
フランス人の多くの人が、第一優先は自分(と家族)の時間、その次に仕事と言明しているように、仕事に一生懸命になっても、残業してまで、自分の時間を犠牲にしてまで、仕事をしている人はあまり多くないようです。
on travaille pour vivreという生き方、いいですよね。
⑩昼からワイン
昼にワインを同僚と飲むというシーンがありましたが、フランスは、昼からワインも結構珍しくないです。
ワインもチーズも美味しいから、昼から飲みたくなる理由もわかります。
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Netflixの「エミリー、パリへ行く」。ぜひ見たことない人も見てみてくださいね。