フランス語の授業が始まり、ケベックの先生からお勧めのケベック映画を教えてもらいました。中でもグランド・セダクションは、コメディ映画でとても見やすかったので紹介したいと思います。
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映画あらすじ
小さな港町に住む主人公マーレイは、漁師の仕事をしていた父に憧れ漁業の仕事をしたいと思っていました。
しかしマーレイが大人になった頃、町は廃れ、町人は仕事を持てず生活保護手当を貰って生活していました。マーレイの妻はマーレイが仕事を探そうとしないことに愛想をつかし、モントリオールで仕事をすることになりました。そんな時、町長から、大きな工場が港町に設置されることになると聞かされた町人達。工場ができれば町の活気は戻り、安定した職につけると 喜びも束の間、工場設置の条件は町に医師が一人いることでした。町長や町人達は医師がこんな町に来るはずないと絶望しましたが、ただひとり、マーレイは町に活気を戻す1大チャンスと見て、医師を呼び寄せる為に奮闘します。その努力も実り、一人の若い医師が期間限定で町に住み始めることになります。マーレイや町人達は医師にとって住みやすい町を作り上げるために、医師の趣味のホッケーを町人達にやらさせたり、医師と医師の彼女との電話を盗み聞きし医師の好みや嫌いなものを調査して、町を医師好みにさせます。
果たして、医師はこの町に住み続けてくれ、工場を招き入れることができるのでしょうか?
評価
(あくまでみあ個人の評価です)
総合
とにかく面白くて笑えます!前半は工場を招き入れたい町人達を応援したくなるのですが、後半は医師に同情し、切なくなってきます。嘘がバレそうなときはドキドキハラハラ。結末が見えないところも面白いです。
ストーリーと構成
全体的には面白くて飽きずに笑いと緊張感をうまく使い分けられてる映画だったのですが、結末部分が急ぎ足過ぎだなと思いました。
エンターティメント評価
内容は、楽しかったものの、画像の点でいうと廃れた町がテーマなので、あまり楽しめませんでした。
町や家が古びていて、廃れた感じを出すためか、いつも曇っていて、スッキリとした画像がありませんでした。
制作年 2003年 グランド・セダクション (オリジナル)
★私の評価はオリジナル版のものです
2003年オリジナル版は(フランス語)↓
2014年のリメイク版はアマゾンから配信中(日本語字幕版)
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オリジナル映画はケベックのフランス語です。話の内容や展開が簡単なので、フランス語を勉強している人やケベックのフランス語を聞いてみたい人などにお勧めの映画です。