[スポンサーリンク]

広告

カナダケベック・モントリオール 極寒雪国に住むと経験するあるある10

2023-03-09

みあ

フランス人の旦那と結婚し、2018年11月に日本からカナダのケベック州ケベックシティに家族と移住。

こんにちは、もう3月ですが、私の住むケベックシティは今朝も雪!
日本の春はもう木々に花が咲き始め、暖かい風が吹き始めますが、極寒雪国ケベック州ではまだまだ降り積もった雪が溶けず、この頃降る今朝みたいな雪には「もう雪はうんざり」という声も聞こえてきます。

さて、そんな雪国ケベックならではの「あるある」を、最後の寒さも吹っ飛ぶように面白おかしく紹介していきたいと思います。

弁当が凍る

寒さの厳しい日は-20度まで下がるケベック。ここでは、お弁当も凍ってしまうことがあります。私は先日おにぎりをエンジンの切った車の中に置いて、スケートをしに外に出てしまいました。そしてたった20分間でおにぎりが凍ってしまったという悲劇が訪れました。

携帯の充電が突如切れる

これは関東出身の私には想像できないことでしたが、携帯のバッテリーは寒さに弱いです。-10度前後の屋外で、行先を調べようと地図をみたりしているうちに突然バッテリーが切れてしまうことがあります。

私は移住当初、考えてもみなかったこの現象のせいで、バス停が分からなくて道端で途方にくれたり、涙しそうになったことがあります。でもケベックの人はそんな人を放っておきません。いつもケベックの人に道案内をしてもらったり、親切にお店の電話を貸してくれたりしたことは今となってはいい思い出です。

おしゃれは命がけ

極寒の地での服装の基本ルールは、肌を隠すことです。雪用ブーツ、防寒コート、手袋、マフラー、ニット帽は必須アイテムです。そんなケベックでは足の見えるスカートや、雪で滑りやすいヒールの靴はあまり履くことができません。ただ、建物に入るとあったかいケベックでは、室内履きにヒール靴を選んだり、防寒コートの下に色鮮やかなワンピースなどを着たりして、おしゃれを楽しんだりする人も多いです。

ちなみに、ミニスカートで-20度の中を歩く女子高生を私は何度もみたことがあり、寒くないのか、とても心配になってしまいましたが、寒さよりももしかしたらおしゃれのほうが彼女たちにとっては、大事なのかもしれませんね。

ソリで通学・通園

除雪システムが発達してる雪が多いケベックでは、歩道や車道は雪はすぐに雪かきされ、そこまで不便ではないです。しかし大雪の時には、除雪が間に合わないこともしばしば。
そんな日は、ソリ通学・ソリ通園をしている子どもたちを多く見かけます。これも移住当初、関東出身の私には信じられない光景でした。

公園の遊具が雪に埋もれる

冬になると遊具の半分は雪で埋もれてしまうことがあります。ちなみに、ケベックの遊具は高めに作られていますし、ブランコも長さを調節できるように一年中楽しめるように工夫されています。ただ先日の大雪の日には写真の通り、ブランコが雪に埋もれてしまっていました!

氷点下で「今日はあったかいね」

ケベックに住む私たちは、-20度を経験すると、氷点下・氷点下5度くらいだとあたたかい気温だなと感じます。このくらいの気温だと冬の分厚いコートや手袋から解放され、気持ちも晴れやかになります。ただ、移住当初では考えられない会話でした。

うっかり駐車をしてしまうとレッカー移動されてしまう

ケベックでは道の脇に駐車(いわゆる路上駐車)が許されている場所が多いのですが、雪の季節には要注意!
除雪車が作業をする道にうっかり駐車してしまうとレッカー移動されてしまいます。しかも除雪車が入る日が分かりにくいんです。そのため、私たちも2回ほどレッカーの餌食に。ちなみにレッカー代は約180ドル。注意が必要です。こちらのサイトから町の作業予定が見れます。

ケベックシティ:https://www.ville.quebec.qc.ca/citoyens/deneigement/operations_deneigement_carte.aspx
モントリオール:https://services.montreal.ca/deneigement/carte

冬の雨の日は恐怖

これもケベックあるあるですが、気温が一気にあがり雨が降った日の夜から翌日は、町中恐怖で動けなくなります。
というのも、日中雨で雪が溶けたあと、夜間にまた気温が下がると、雨水が氷にかわりすべりやすいツルツルの道路と化してしまいます。

雨の日の翌日は事故も起きやすいので、運転も要注意です。

積もっていた雪が溶けると出てくるのは?

冬は一面雪に覆われ、ロマンチックな景色が楽しめるケベックですが、雪解けの時は、雪も土と混ざりキレイとはいいがたいのですが、特に私の印象に残っているのは、積もっていた雪に隠されていた犬の〇ンが大量に出てくるこということです。
もう、面白いくらいです。あちこち犬の〇ンだらけです('_')ちなみにケベックの人もこれには、雪が溶けるのは嬉しいけど、〇ン踏まないようにね。とアドバイスしれくれるほどです笑

氷点下で半袖?

そんなケベックでは、3月~の暖かい風とともに、半袖の人も見かけ始めることができます。
と言っても、あたたかくてもまだ5度いかないくらい。こんな日でも、長い冬を経験した私達は、少しあたたかいとコートも脱いで歩きたくなります。
そんなわけで、半袖の人も見かけ始めるのが今の時期です。

 

いかがでしたか?
雪国ケベックの暮らしも慣れてくると、雪景色の美しさやウィンタースポーツができる贅沢さに充実してきます。
皆さんも是非冬のケベックに遊びに来てくださいね。

関連記事
雪国ケベックの移住生活で後悔するほど大変だった10のこと

早い年では11月から初雪それから、5月頃まで雪景色なケベックシティでは、雪のなかで住むことになれないといけません。 今までそんな生活をしたことがなかったので、大変ことはわかっていたものの、想像以上に住 ...

続きを見る

関連記事
後悔しない!日本一時帰国中にやっておきたいこと10

怒涛の一時帰国を終え、ケベックに戻ってきたみあです。 今回の一時帰国でやってよかったことを、記録としてまとめておきましたので、どなたかの参考になれば幸いです。 寿司屋めぐり 海外在住者にとって、日本の ...

続きを見る

関連記事
雪解け時期にしか見られない樹氷
日本じゃ見たことのないケベックの驚き珍光景ベスト10

ケベックでは日本にない習慣が様々あります。また自然豊かな広大な土地、子育てに優しい国には日本で暮らしていて見たことのできない光景が沢山ありました。そんなカルチャーショックな光景をランキングで紹介します。

続きを見る

みあ

フランス人の旦那と結婚し、2018年11月に日本からカナダのケベック州ケベックシティに家族と移住。

新着記事