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日本も真似したい!カナダケベックの優しいエコ事情

2022-04-07

みあ

フランス人の旦那と結婚し、2018年11月に日本からカナダのケベック州ケベックシティに家族と移住。

カナダケベックに住んでから早3年半。

こちらのエコ事情にはたくさん驚かされ、関心させられることがあります。日本も真似してほしいなと思うエコ事情を今回は紹介したいと思います。

気軽にエコ活動に参加できるということを焦点に読んでいただきたいと思います。

日本語幼稚園の詳細:https://www.facebook.com/nihongokeisho/

①いらない本を気軽に道端にある棚に寄付

よく利用させてもらっています。この本だなは、自分が読んでいらなくなった本を寄付する棚です。寄付することもできますが、勿論気に入った本があれば持ち帰ることも可能です。もちろん無料。うちの近くには500m感覚くらいで3か所あります。棚は市や団体が管理しているものではなく、個人(棚が置いてある土地の持ち主)が作ったものが多いようです。

②いらない服を気軽に店の前のBOXに寄付

これもありがたいです。日本にいるときは、いらなくなった古着屋さんに売ったりもしていました。が、古着屋さんも引き取ってくれなかったりする服はゴミ箱行き。ケベックのこのBOXには、どんな服でも寄付できちゃいます。服の行先は、古着屋さんで売られたりは勿論ですが、金銭的な理由で服を購入できない人に渡ったり、スポーツ等の服が必要な団体で使いまわしてもらったり。

ありがたい大きな理由は大型スーパーにはこのBOXが結構な頻度であるんです。気軽に服を寄付できるのもうれしいです。

③いらない食料を気軽に寄付

購入しすぎて食べきれない食品、賞味期限が近いのに食べる機会のない食品、買ったはいいけど味がいまいちで食べられない食品なんてすぐにゴミ箱に捨てていませんか?ケベックには、Un Frigo-Partage(みんなの冷蔵庫)があるんです。この冷蔵庫のコンセプトは、①の本の寄付と同じで、食べないものを入れ、食べたいものは誰でも取っていい。

勿論善意の上で成り立っているので、衛生面での保証はありませんが、ケベックにきてたくさん購入した缶詰が思っていたより口に合わず、捨てるのももったいないと思って困っていたときに教えてもらいました。

このみんなの冷蔵庫は、雪や雨に対応するために屋根がついています。普通の道にポツンと置いてあるんです。とても不思議です。

 

④レストランでは食べ残しの持ち帰りもOK

ケベックのレストラン、量が多くて苦しーいっていうときは、持ち帰ることもOKです。お弁当箱をもらって詰めるだけ。
食べ残したという罪悪感に苛まれることもないです。

⑤粗大ごみは無料で出せる

粗大ごみは無料でエコセンター(ゴミ集積場)に捨てられます。最初は、無料にしたら、皆すぐものを捨ててしまって、逆に環境に悪いんじゃない?と思っていましたが、関係者によると、以前は日本のように有料でごみ処理を提供していたようです。しかし、森林に粗大ごみを捨てる人が増えたことから自然を守るために無料にしたとのことです。

日本も粗大ごみを山・川への不法投棄問題が絶えませんね。

 

以上、ケベックのエコ事情。日本も一人一人が気軽にエコ活動に参加できるケベックのようなシステムを導入してもらいたいですね。

 

日本語幼稚園の詳細:https://www.facebook.com/nihongokeisho/

みあ

フランス人の旦那と結婚し、2018年11月に日本からカナダのケベック州ケベックシティに家族と移住。

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