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悪夢のハロウィン ケベックシティで起きた無差別殺人事件

みあ

フランス人の旦那と結婚し、2018年11月に日本からカナダのケベック州ケベックシティに家族と移住。

出典:https://www.journaldequebec.com/2020/10/31/deploiement-policier-majeur-dans-le-vieux-quebec

10月31日のハロウィンの日に私の住むケベックシティで起きた通り魔殺人事件。

この事件では、犯人の無差別殺人により、2人が命を奪われ、5人が負傷(うち2人はフランス人)。

犯行時には、中世風のコスチュームで日本の刀を凶器として使っていたようです。

フランスで近日多発しているテロリストの犯行とは無関係の犯行とのこと。

参考 https://www.journaldequebec.com/2020/11/01/nuit-dhorreur-a-quebec-lidentite-du-suspect-maintenant-connue

24歳の犯人、逮捕まで

午前4時20分頃、ケベック市警察(SPVQ)は、モントリオールのノースショア出身のカール・ギルアード(24歳)を逮捕しました。容疑者は、5年以上前から精神的な病気を抱えており、主治医に殺人の願望があることを示していました。

この事件での容疑者の目的は、恐ろしいことに、たくさんの人を殺すことだったとのこと。

ケベック市の警察は家宅調査のため、容疑者のモントリオールまで来ていました。

容疑者の近所の人は、ギルアードについて、「やさしく、礼儀正しい好青年、精神病をかかえていた様子はなかった。」と語っています。

ギルアードについては、ソーシャルネットワークをつかっている形跡もなく、まさに「幽霊」。友達も少ないようで、情報がなかなかつかめないでいるようです。

白いチュニックの姿は誤報

髪の長い白いチュニック姿で歩いている人の姿(まるで貞子のような)がこの容疑者の形相として、世界中のメディアに流れてしまっているようですが、これは誤報で、まったく事件とは関係ない人のようです。

使われた凶器は?

容疑者は、ネットで日本刀を購入したようです。驚きなのが、カナダ(ケベック)では禁止されていないとのことです。どういった意味での禁止されていないか?は情報がでてきませんでしたが、所有しても罰されないとのことでしょうか?いずれにしても、このような犯行が起きたからには、凶器になる刀の取り締まりもするべきではないかと思います。

以下、犯行時に使われた日本刀についてです。

  • 日本刀
  • 60cm以上
  • 非常に鋭い刃
  • ベルトに着用
  • 軽量(800グラム)
  • もともと戦闘用に設計された
  • 第二次世界大戦後、北米で普及
  • ケベックやカナダでは禁止されていない
  • 剣の専門家によって装飾的または伝統的な目的で購入されたもの

出典:https://www.journaldequebec.com/2020/11/01/nuit-dhorreur-a-quebec-tout-ce-que-vous-devez-savoir-presentement(犯行が行われた場所)

命を奪われた2人、負傷を追った5人

56歳の男性と61歳の女性が命を奪われました。

負傷を負わされた二人のフランス人のカップルは、シャトーフランテナック付近で、男性は軽傷、女性は日曜日に重症で手術を行うほどの重症を追いました。

Beauportに住む37歳のミュージシャンもシャトーフランテナック付近で負傷。

更に負傷した他の2人は、19歳と67歳の男性。

ハロウィンという日を利用して、計画的な犯罪をしたカール・ギルアード。警察の取り調べでは、黙秘を続けているようです。

命を奪われたお二人のご冥福をお祈りいたします。また、負傷した方々のご回復を心からお祈りします。

みあ

フランス人の旦那と結婚し、2018年11月に日本からカナダのケベック州ケベックシティに家族と移住。

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