環境保護政策であるグリーンエコノミープラン(PEV:Le Plan pour une économie verte 2030)の一環として、ケベック州では、2035年にガソリン車販売を禁止することを決定しました。(ルゴー州首相が11/16に発表)
その予算額は5年間で65億ドル。
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ガソリン車販売禁止対象となる車
2035年以降、すべての新品の自家乗用車においてガソリン車の販売が禁止されます。
ただし、現時点では、中古販売や商業・産業目的で使用される新品車は除外される予定です。
ケベックの現状
現状、ケベックではEV(電気自動車)やプラグインハイブリッド車は2%未満しか使われていません。
しかし政府は、ディーラーへの販売枠を設定し、この政策を加速させるようとしています。
奨励金プログラム
政府は、年末までに10万台の電気自動車・プラグインハイブリッド車を販売達成することを目標としています。
この目標を達成するために、購入者には奨励金の支給が予定されています。(Roulez vertプログラム)
このプログラムでは電気自動車・プラグインハイブリッド車の購入者に、8,000ドルの購入支援金を提供します。
電気自動車の充電スポットを増やす
電気自動車のネックは、充電場所が極端に少ないことと充電時間が長いこと。
これを解消するため充電スポットを増やし、特に急速充電スポットを増やす政策を打ち出す予定でいます。
世界の電気自動車
スウェーデン、デンマーク、アイスランドは2030年からガソリン車の販売を禁止することを決定しました。
フランスとイギリスは、2040年から販売禁止予定です。
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間違ったチャイルドシートの使用で違法になる?!<カナダ>
https://saaq.gouv.qc.ca/securite-routiere/comportements/sieges-auto-enfants/sieges-auto-usages/ 日本では ...
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