コロナ禍で第二の故郷カナダへ帰れない こどもの入国拒否で帰宅難民が続出 

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今日はフランスに一時帰国した多くのカナダ在住のフランス人家族が、帰宅難民になってしまったニュースです。
このニュースはフランス人のみならず、市民権や永住権を持っていない多くの子持ちの移民に関係するので、もしコロナ禍で日本帰国を考えている人は、目を通してみてください。

参考:https://ici.radio-canada.ca/sports/1810193/enfants-prives-retour-canada-france-trudeau-ottawa

パリで立ち往生のフランス人家族

6月末、モントリオールで働きながら定住しているフランス人のJustine Gansemanさんは長年会えていなかった両親に会いに、子供と共にフランスに一時帰国しました。PCRテストの陰性証明書も発行し、いざ搭乗手続きをしようとしたところ…。搭乗の拒否を言い渡されたとのことです。そこから現在まで帰国できず、フランスで立ち往生しているとのことです。

入国できない理由

その理由は、カナダが、市民権・永住権をもっていない子供に対し「ビジター(訪問)」とみなして、入国を拒否しているからです。※ご存じの通り、今カナダではコロナの繁栄を抑えるべく、不要不急の入国はできなくなっています。
カナダで生まれていない子供、市民権をもっていない子供は””基本的には“”(個々のケースによって変わります)「ビジタービザ」が発行され、カナダに居住できるようになります。こういったビジタービザをもつ子供に対し、現在カナダ連邦移民局(IRCC)では不要不急性のない旅行者とみなし、入国制限をしています。結果、フランス人のJustine Gansemanさんは当然子供だけをフランスに置いていけず、家族でカナダに帰れなくなってしまいました。

ちなみに…入国を拒否された子供の母親は、カナダの学校の登校証明書などカナダに居住しているすべての書類を提出しましたが、移民局の答えはNO。

同様のケースが多発

こういったケースは去年の12月から相次いでいるとのこと。イタリア人の旦那さんを持つMarie-Madeleine Gianniさんは12歳の子供とともに7月頭にイタリアに戻っていました。帰国の理由は、葬式と家の売却。やむを得ない事情だとし、問題なくカナダに帰れることを何度も確認しました。しかし、イタリア到着から3日後、カナダ帰国に関する許可は却下されたようです。現在、オタワに対し、死亡証明書などを添付し、帰国要請書を提出しているとのことです。

これに対しフランスの反応は?

もちろん、フランス側も黙っていません。オタワにある大使館を通じて、移民大臣のマルコ・メンディチーノ氏に、解決策を求める要請書を提出しています。(現時点では返答なし)

 

ケベックの反応は?

ケベック政府は、この状況を重く見てカナダ連邦政府に対し、早急なる対応を求めています。

 

旅行者の入国を制限するのは、カナダ国民を守るため必要なことだとは思います。しかし、カナダに居住している子供はガイド本をもって観光するためにカナダに来たわけではありませんから、柔軟に対応してほしいと思います。

ちなみに、カナダでは8月からアメリカからの旅行者、9月からは一部各国からの旅行者の入国受け入れを開始予定です。(ワクチン接種済みや隔離、到着前後のPCRテストなどの一定条件はあり)

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