水曜からモントリオール、ガティノー、サグネ、シェルブルック、その他のケベックの大都市で30度を超える予想が出ています。
熱波は地域によっては日曜日まで続くものと予想されています。
カナダ環境省の気象学者であるフレデリックブーレイ氏は、年内で2度も猛暑がこんなに早い時期に襲うことは珍しく、ほぼありえないと言っています。
今年のケベック州の初の猛暑は5月26日から29日まで続いています。35度を超える地域もでたが、今回の熱波は前回のものよりも比較的ひどくなさそうです。現時点では木曜日と金曜日に最高気温32度となっています。
州内南部では、日曜日まで猛暑が続く予想だが、ケベックシティは土曜日に寒冷波のおかげで涼しくなる可能性があるが、この寒冷波はモントリオールまでは到達しない予想だとしています。
幸いなことに、湿度はそれほど高くなくないようです。でも、エアコンがないと厳しい暑さに悩まされそうです。
CHSLD老人ホームは?
老人ホームにはいまだエアコンの取付がされていないところもあり、年配者の体力を考え、取付を急ぐようにカナダ環境省の気象学者であるフレデリックブーレイ氏は述べています。
水道使用量の制限
一部の自治体では市民に水道の使用量を減らすように促しています。
Levis地域:芝生、庭園、花の水やり、車や駐車場の洗浄、およびプールの水を補給することは、一部の例外を除いて、新しい通知があるまで禁止されています。
また森林火災保護協会は火災のリスクが高いため、森林内または森林付近で火を扱うことを禁止通告しました。
猛暑に備えてできること
ケベック州保健社会省は次のことを推奨しています
- 充分な水分補給(一日6~8杯の水をのむこと)
- アルコール摂取を控える
- なるべく日陰やクーラーのきいた涼しい場所ですごす。できれば2時間以上。
- 運動を避けること
- プールやシャワーなどをあびたり、濡れたタオルで体を冷やすこと
- 乳幼児を車に一人で残さないこと
また、一人暮らしをしているひとや体の弱い人が身近にいる場合は連絡を取るようにと勧告しています。
ケベックは冬は-20度にもなるのに、夏にどうしてこんなに気温があがるんだろう?と疑問に感じつつ、早くエアコンの取付をかんがえなければな、と感じるこの暑さ。日本でも耐えた暑さをケベックでも感じることになるとは、計算外でした🤐