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20倍の巨大蚊がケベックに現れた。刺されたら痒いより痛い!

2020-06-15

みあ

フランス人の旦那と結婚し、2018年11月に日本からカナダのケベック州ケベックシティに家族と移住。

アメリカ南東部全域を生息地とするプロソフォラ・シリアタという巨大な蚊が、この夏オンタリオ州とケベック州に出現したようです。この蚊はアメリカの南部から北部へとゆっくりと移動し、そしてオンタリオ・ケベックに移動したと考えられています。

プロソフォラ・シリアタ(巨大蚊)の生体

この蚊は2cmという大きさでケベックに生息する通常の蚊( maringouin )の20倍になるといわれています。

それから、この蚊が他の蚊と異なるのは、通常の蚊の唾液には痛みを感じさせずに私たちを刺すいわゆる麻酔成分が含まれていますが、プロソフォラ・シリアタにはそれがありません。そのためなのか、刺されると針が突き刺すような猛烈な痛みを感じることをフロリダの昆虫博士phil Kaufmanが証言してます。

このメスのみが人間を刺すようです。

繁殖場所

この巨大蚊は、熱帯地方のような暑さと大量の雨によって孵化します。いわゆる異常気象を好みます。そのため2018年9月、アメリカノースカロライナ州を襲ったハリケーン「フローレンス」により、大量発生したことも記憶に新しいです。

また2019年夏の熱帯の空気と猛暑が続いたアメリカではプロソフォラ・シリアタの増殖にはうってつけの気候だったが、これが今年の大量発生に影響しているようです。

病気媒介の可能性は・・・?

幸いなことにこの蚊がヒトの病気を媒介するという話(病原体を持った蚊がヒトを刺すことでかかる感染症)はありません。しかし、絶対に出くわしたくない蚊であることは確かですね。

ケベックの夏

ケベックの夏は涼しくて、湿気が少ないです。そういえば、前に冬の服を虫に食べられないように保管するために防虫剤を買いに行きましたが、ファーマシーの人たちが、そんなもの使わないわ!と言っていました。湿気が少ないケベックでは、服の虫食い被害が少ないようです。

それからケベックシティにはゴキブリもいません。見たことがある人のほうが少ないかもしれません。

ケベックの蚊

蚊の話に戻りますが、私は東京では外に出た瞬間にさされるほど、蚊に好まれるo型でした。しかし、前述のように湿気の少なさと、町内に水がたまる場所がすくなく、梅雨も存在しないケベックシティ街内では、蚊の繁殖が少ないようです。街を歩いているくらいなら蚊よけスプレーをつけなくても蚊に食われることはありません。川の近くや緑の多い公園にいくとたちまち蚊がよってきます。

しかしケベックの蚊はトロく、結構な確立で空中でも殺すことが可能です笑

みあ
ケベックの蚊に一度刺されると、かなりのかゆさと腫れを伴います。

緑の多い公園や、雨の翌日なんかは蚊が繁殖しやすいです。

夏は蚊よけスプレーをもって歩くのが正解ですね。

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