2020年movingaによる調査で、世界150の国で子育てがしやすい町ランキング2位にケベックシティがランクイン。
この調査は16の要素、親の収入、教育、健康、アクティビティなどの点でもっとも点数が高かった町に与えられるランキングです。ちなみに東京は11位でした。
The Finnish capital was handed the accolade after researchers analysed 150 cities and 16 factors including paid parental leave, high-quality education, healthcare, employment rates and general affordability. And parents living in each location were polled on what they think about where they live.
私は日本からケベックに移住し、ケベックで子育をして1年が経とうとしています。そんな私は正直、「ケベックシティが住みやすい町2位」になっていることに疑問を感じます。
確かにケベックは自然が美しく、その自然の中でのびのびと楽しむ我が子を見るのはとても幸せです。そして、ケベックの人も子育てに優しく、仕事には困らず、さらに教育もしっかりしてますが、幼稚園は4歳から5歳からと少し遅めのペースですし、保育園もすぐに入れるほどたやすくはありません。
さらに辛い冬は、外遊びを気軽に毎日させられるような環境ではありません。そして問題は、健康面。医療事情の最悪なケベックではファミリードクターがついてないと、健康診断すらできません。ファミリードクターを持つにはリスト待ちで最低4~5年かかるといわれています。病気になった場合は、緊急で病院にかかりますが、4~5時間の待ち時間は当たり前。気軽にいけるような状態ではありません。
いつ病気になるかわからない子供をもつ親にとっては気軽に医者にかかれないのは、とても心配なこと。
その点、日本は医療に恵まれていると思いますし、安心して子育てが出来ました。
とは言え、東京で周りを気にしながら子育てしていたときに比べたら、のびのびと子供の面倒がみれるのは幸せですが。良し悪しかなぁー。
-
不満爆発!ケベックシティが住みにくいと感じた10の瞬間
ケベックシティに移住して1年、住みやすい!と思う場面もありますが、日本との文化の違いからか「住みにくいな」と不満に思ってしまう瞬間も少なくはありません。ここでは、そんなケベックの住みにくさに焦点をあわ ...
続きを見る