ケベックシティに移住してきたばかりで、小さいお子さんを託児所に預けたい!っての日本人の方のために、ケベックの託児所の種類と利用方法などをご紹介します。
私自身、ケベックシティに移住してきたばかりのころは、現地の託児所事情が分からずすごく困りました。この記事が、同じように困っている方の参考になれば幸いです。以下はモントリオール含めケベック州中で、同様なので、モントリオールなどに引っ越す方もご参考ください。
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ケベックシティの託児所の種類
ケベックシティには、3つのタイプの託児所があります。
フランス語 | 日本語 | 料金 |
CPE | 公立の保育園 | 8ドル/1日 |
Garderie privee | 私立の保育園 | 約38~50ドル/1日 |
Milieu familial | 保育ママ | 8~50ドル/1日 |
各入園に関しては、日本のようにポイント制や共働きの必要性などはありません。
「CPE」と「Garderie prive」の大きな違いは、
- 料金
- 保育士の資格有無
- 入園のしやすさ
の3点です。
それぞれの託児所について、詳しくご紹介します。
CPE(公立)
CPEとは公立の託児所のこと。「Centre Petite Enfance」の略です。
CPEのメリット
- 1日10時間まで預けられる
- 8ドル給食とおやつ付き
- すべての保育士が資格を持ち、州からの監視が行き届いてる
CPEのデメリット
- 空き状況が少ない
- CPE自体の数も少ない
- 入園はかなり厳しい
CPEを利用したい方は、「Bienvenue à La Place 0-5」のサイトに登録後、行きたいCPEの待機リストに登録します。空きがでたら、園から連絡があります。
Garderie privee (私立)
託児所の利用時間・料金・空き状況は園によって異なります。各園へお問い合わせください。
Garderie priveeのメリット
- 比較的入園しやすい→園へ各自連絡
- 園の風潮も様々で、子どもに合う、もしくは気に入れば最適
Garderie priveeのデメリット
- 料金は各園へ確認が必要
- 保育料が高い(私立の保育料は各所得によって補助金がでるが、それでも公立の8ドルよりも断然高い)
- 給食の有無も園次第
- 資格のない保育士も多々
家の近くの保育園は基本的には、直接園に問い合わせます。
Milieu familial(保育ママ)
Milieu familialとは、保育ママのこと。一般家庭で保育するスタイルの託児所です。
Milieu familialの特徴
- 時間と料金、空き状況は各園へ確認が必要(保育ママの保育料は各所得によって補助金が出る。8ドルのところもある)
- 給食も有無も園次第
- 保育ママ一人が子供6人まで見る
Milieu familialのメリット
比較的入園しやすい→園へ各自連絡
Milieu familialのデメリット
- 保育ママ1人で子どもを見ているため、安全面が気になる
- 資格保有者が保育ママになれるが、資格のハードルは保育士とは打って変わり、とても低い。
家の近くの保育園は基本的には、直接園に問い合わせます。
ケベックの託児所を利用した感想
わたしの娘は、garderie priveeで数か月→現在CPEに通っています。
わたしの娘の行っていたgarderie priveeでは、給食がピザ、おやつがチョコだったり、外遊びを全くしない、日誌がないので日中の様子が不明だったりと、不満が多く、そうそうとやめさせました。でも、本当に園によります。中には良い園もあります。
CPEは入園が厳しいので、わたしの多くの友人はgarderie priveeやmilieu familialに通わせていて大満足だったりもします。
ちなみに今娘は幸運にもCPEに通っていて、毎日本当に楽しそうですし、保育士さんもとても優しいので本当によかったな、と思います。
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