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購入注意!赤たまねぎで食中毒 アメリカと国境閉鎖の懸念?

2020-08-08

購入注意!赤たまねぎで食中毒 アメリカと国境閉鎖の懸念?

みあ

フランス人の旦那と結婚し、2018年11月に日本からカナダのケベック州ケベックシティに家族と移住。

コロナの二次感染の加速が心配される横で、カナダで販売されているアメリカ産の赤玉ねぎ(日本では紫玉ねぎともいうのかな?)を食したカナダ人及びアメリカ人がサルモネラ菌による食中毒を患らう患者が増えてるこのニュース。カナダでは心配の声がたえません。

今日はこの赤玉ねぎが発端で、カナダとアメリカ間で国際問題になっているこのニュースについて話したいと思います。

サルモネラ菌をもっている赤玉ねぎ

現在カナダ公衆衛生局はカリフォルニア州ベーカーズフィールドのトムソンインターナショナル (Thomson International de Bakersfield)が生産した赤玉ねぎを食することでサルモネラ菌による食中毒にかかる可能性が高く消費をしないように国民に警告しています。同時に同生産元の白玉ねぎ、黄色玉ねぎなどの他の種類の玉ねぎを摂取することも警告されています。

みあ
カナダ産の玉ねぎは問題なく食べれます。

感染報告数

カナダ国内での感染者数は120件

以下、州別の感染者数です。

  • Colombie-Britannique (43)
  • Alberta (56)
  • Saskatchewan (4)
  • Manitoba (13)
  • Ontario (2)
  • Québec (1) 
  • Île-du-Prince-Édouard (1)

サルモネラ菌の症状

サルモネラ症の症状は通常、サルモネラ菌を食してから6〜72時間で始まり、通常4〜7日続きます。発熱、悪寒、下痢、腹部けいれん、頭痛、吐き気、嘔吐が含まれます。比較的軽い場合が多く、ほとんどの患者は治療を必要とせずに回復します。

ココがポイント

ただし乳幼児や高齢者、妊娠中の女性、免疫機能が低下している方は重症化することがあります。生卵についたサルモネラ菌を摂取した子どもが死亡した事例もあります。
妊娠中の女性は胎児に悪影響もあります。

アメリカ⇔カナダ間の国境閉鎖の危機??

エドモントン出身のカナダ人は食品安全専門の弁護士のウィリアムマーラー氏に依頼し、カリフォルニア州の合衆国連邦裁判所でトムソンインターナショナルプロデューサーに対して訴訟を起こしました。そして次のように述べています。

「2020年7月にも発生したアメリカのFresh Express社によるサイクロスポラ症が流行したのも、つい先月の話。アメリカで641人カナダでは37人もの感染者数が報告されています。アメリカの生産者と規制当局は食品衛生管理を強化しなければなりません。さもなければ、国境閉鎖はアメリカとカナダでコロナによって人の移動が制限されたがそれだけではなく、アメリカで生産された食品に対しても措置されてしまうでしょう。」

まとめ

コロナで食糧難が危惧されている中の嫌なニュースですね。とりあえず、たまねぎを買う際の生産先には要注意!

みあ

フランス人の旦那と結婚し、2018年11月に日本からカナダのケベック州ケベックシティに家族と移住。

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