ケベックシティはリモワリューのグランアーメン小学校にてコロナの感染者が新たに報告された。
この学校、私の友達の子供が通っている。身近すぎてゾッとした。
驚きなのが、コロナ感染者報告後の政府の対応。教育委員会の代表者は地域の公衆衛生局が行った疫学調査の結果、「周りの職員や子供たちがウイルスに感染するリスクは低い」と判断し、感染した子供以外は通常通り学校に通わせているらしい。
集団感染の有無は、二人以上の感染の報告が必要で、感染された子供の関係者が感染の危険があったかを確認し、他の子供が一人でも感染していたら学校閉鎖や特定の子供の隔離などの対策をする。
対応が甘すぎではないか?感染者がでたら対策をしていくって、それでは遅すぎではないか?
公衆衛生当局は学校関係者に通知済みとのことだが、実際当学校の親である友達に聞くと、どの学年のどのグループの子が感染したかすら通知されておらず、学校の閉鎖もされないし、個人では対策のしようがない。このままなら子供を通学させられない。と不安気に話していた。どうやら通知書はおおまかな内容でしかなかったようだ。
5月下旬の文部省の統計によると、モントリオール以外の地域では、5月11日に小地域外で小学校が再開されて以来、19人の生徒と22人のスタッフがCOVID-19と診断されている。
一人でもコロナ感染が確認されたら、2週間は休校にすべきだと考えるのは私だけだろうか?
ケベックのコロナに対する意識の低さを改めて思い知らされた。