新型コロナウイルスの影響を受けて、外出を禁止・自粛要請が各地で行われている中、グーグルは2日、店舗・公園・職場への外出が減っているかどうかを示す131カ国のデータを公表しました。(2月16日ー3月29日)
このデータは携帯の位置情報を分析した公表データとなるものです。
ケベックでは外出禁止によるペナルティはないものの、外出自粛を厳守する人が多いとこのデータが示しています。
カナダ国内でもケベック人のこの対応に賞賛の声があがっています。
ちなみにこのデータでは、外出によるペナルティ(罰金)が課される国、イタリアやフランスが上位に来ています。
以下 「la presse」の記事を参照
Les Québécois respectent les consignes, selon Google

小売および娯楽での外出の削減割合
ケベックでは、3月末からほぼ全ての娯楽のための商業施設、飲食店は閉鎖しました。
散歩くらいでしか、外出を楽しめなくなりましたが、散歩においても人との距離を守って、知り合いと街で出会っても2メートル感覚で話している人たちが目立ちます。
ましてやこの時期に家に友達を招いたり、友達とパーティをするなんていう人たちはケベックでは、見かけません。

食料品店・薬局へ出向いている人の割合
別記事でも紹介しますが、生活用品や飲料などの買い物ができるスーパーや薬局でも、①入店の人数制限②店内一方通行に制限(入れ違いにならないように)③支払いでは小銭での定員との接触をさけるためペイパスと呼ばれるタッチ式のカード払い方法に限定したりと対策を徹底しています。それを皆辛抱強く厳守しているケベック人に、敬意を称します。
ケベックに住んで1年半、こういうケベック人の硬派で誠実な性格や辛抱強さは他のあらゆる場面でも見てきましたが、今回一致団結でコロナ対策に挑んでいる所をみて改めてケベック人を改めて尊敬しましたし、良いところを見て一層ケベック人を好きになれた気がします。