今我が家は引っ越しの真っ最中です。2月末には家を空けて、新しい家に移ります。
ブログがなかなか更新できない理由も、引っ越しが本当に厄介で時間が思うように作れないからなのです。
今回はコロナ禍で引っ越しを考えている人、ケベックの真冬に引っ越しをする人の参考に、そうでない人たちも楽しんでもられたらと記事を書きました。
では、本題に。コロナ禍&真冬のケベックで引越がめちゃ大変な5つの理由
そもそも賃貸物件が少ない
前回の記事でも紹介したように、賃貸物件の需要が膨らみすぎているケベックではコロナ禍で貸し出せる家が少ないです。
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貸し出しの広告を出すと、一軒で一日10件以上の見学依頼がくるほど。朝いいなと思って見た物件が夜にはもう貸出されているなんていう異常事態で、落ち着いて自分に合う物件を探す余裕もありませんでした。
それでも5軒ほど見学に行き、巡り合えたこれから住む物件。しかし、そこからが本当の私たちの困難の始まりでした。
ロックダウンでモノが買えない
2月中旬からはロックダウンが緩和されましたが、それまではエッセンシャル要素のモノ以外の店舗購入はできませんでした。
ソファーやカーテン、テーブルなんて家具はもとより、冷蔵庫、電子レンジなんていった電化製品も見て購入することができなかったで、しかたなしにオンライン購入&マーケットプレイス(日本のメルカリ)をうまく使って引越しに備えました。
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ただし、マーケットプレイスでの売買は売り手の家まで買い手主(我々)が行かないといけない手間があります。まとめて買えない限り、商品ごとに色々な売り手の家に行き来しないといけません。当然、家具が揃うまでかなり時間がかかりました。
また実際に見て思ったような商品でない場合は、振り出しに戻ります。そんなことが起きるとわざわざ一つの商品のために遠出をして、売り手の家まで行った時間の無駄!!
とにかくIKEAのオープンを心待ちにしていました笑
外出禁止
ケベックでは20時以降の外出が禁止されています。これが我が家の引越しにかなりの影響がありました。
18時以降にマーケットプレイスでいいものを見つけても20時以降の外出禁止なために、遠方だと違反してしまうので、モノをすぐに取りに行けなかったりすると、別の人に(おそらく売り手の近辺に住んでいる人)買われてしまうなんてことはしょっちゅうでした。
また、日中は仕事と子育てで手が空かないので、夜中子どもが寝静まったすきに夫婦のどちらかが荷物を新しい家に移すなんて作業もできず、結果的に引越作業も20時までに制限されてしまいました。
人に頼れない
個人的にはこれが一番痛手でした。
始めに言うと、コロナ禍でも引越の手伝いはエッセンシャル要素があることから可能です。(必要な衛生管理は徹底すること)
しかし、コロナ禍でリスクを冒す危険があることを考えると、友達に気軽に頼ることもできません。
そのため、友達に子どもを見てもらっている間に引越作業を進めるとか、友達に重いものを運ぶのを手伝ってもらうとか、そんな簡単なことができませんでした。
コロナ禍でもやっている一時保育を使ったり、ヘルパーさんを家に呼んだり四苦八苦しながら、ほとんどの作業を私たち夫婦で完了させる必要がありました。
それでも困っている私たちに助けを申し出てくれて、週末に重い電化製品を運んでくれたり、日中、荷造りを手伝ってくれたお友達には大変感謝しています。
-20度のケベック真冬での引越の煩わしさ
最後に、ケベックでは7月に引越をする人がほとんどなのですが、その理由は真冬での引越がいかに大変かを知っているからです。移民の私たちはケベックの冬を甘く見ていました。そして2月に引越をするもんじゃない!ということを改めて思い知らされました。
まず真冬で大変なのは、2つ
①防寒具を着用しないといけないこと
動きにくいから作業がはかどりません。ミトンの手袋をしながらだと、家具が滑って重いものも運びにくいです。
②雪
雪があると足場が悪く家具を運ぶのに手間取ってしまいます。
新しい家の裏口は階段がないのですが、雪で閉まっていたので、仕方なく階段がある表口からモノを運びました。
夏だったらどんなに引越が楽だったんだろう?と何度もつぶやきました。
まとめ
移民で子育てをしながら、コロナ禍で真冬のケベックでの引越は想像以上に大変です。
私たちの引越は始まったばかり。
今の家を綺麗に掃除した後は、新しい家の掃除に片付けが待っています。
でも、そんな私たちに手を差し伸べてくれた友達のありがたさに気づけましたし、本当に感謝しています。
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