カナダのチャイルドシートを使用する場合は年齢や子供の大きさに応じて3段階。
段階ごとにチャイルドシートを購入する、またはチェンジする必要があります。

新生児~乳児対象の後ろ向きシート
座席の背もたれで万が一の衝突や急ブレーキの衝撃を頭だけではなく体全体で受けとめられるように、後ろ向きに設定されています。
コキーユ

出典:https://www.babiesrus.ca/fr/Siege-d-auto-pour-bebe-SnugRide-Click-Connect-35-de-Graco./69A8E712.html
モデルによっても異なりますが、コキーユは新生児~10kg(~16㎏)で身長~74㎝(~81㎝)程の大きさの乳児まで使えます。
約45度に傾きを調整できるベース付きで販売されています。
肩ベルト(ハーネス)付きの後ろ向きのチャイルドシート
18~23kg身長94~125cm(モデルによって対象の大きさが異なります)の子供には、後ろ向きのチャイルドシートがあります。もしコキーユが窮屈そうであれば、後ろ向きのチャイルドシートへ変更することができます。
肩ベルト(ハーネス)付きの前向きのチャイルドシート
チャイルドシート自体は①のシートと同じもので、向きを前に変えるだけです。子供が10㎏を超えるか、1歳になったら②の前向きのチャイルドシートに変更することができます。しかし安全性をもとめるのであれば後ろ向きで、使うことを勧めています。
ブースターシート
子供が87 ~110 cmで 18 ~ 23 kg(モデルによって異なる)に達したら、ブースターに切り替えが可能です。ブースターは車のシートベルトで子供を固定します。
9歳に達しても、車の座席に座った時に膝がきちんと曲げられ、背もたれがきちんとシートにもたれかけられるようになるまではブースターを使うことを勧めています。
ブースターは背もたれシートがあるもの、ないものまたは取り外し可能なもので販売されています。安全性を考えると背もたれシートがあるものを使用するほうがよいです。
シートベルトが子供の鎖骨から骨盤にしっかり通っていることを確認して使います。首がしまらないように首の前に通っていないことを確認してください。
シートの購入時の注意点はこちら
-
-
間違ったチャイルドシートの使用で違法になる?!<カナダ>
https://saaq.gouv.qc.ca/securite-routiere/comportements/sieges-auto-enfants/sieges-auto-usages/ 日本では ...
続きを見る
雪の日の運転記事はこちら
-
-
雪国ケベックシティでの車の運転
ケベックシティは11月から5月初旬まで雪景色となります。 そのため、市は除雪に力を入れていますが、雪道での運転は何が起こるか分かりません。ケベックに住む友達もブレーキがきかず、接触事故を起こしてしまっ ...
続きを見る
ケベックの交通ルールと道路事情はこちら
-
-
ケベックは赤信号でも進める?運転前に知りたい交通ルールと道路事情
みあ田舎のケベックシティに住んでからは、車での移動がもっぱらです。最初は道路交通法が日本とは違うので戸惑いました。 今回は、ケベックの運転にかかわる情報を書きたいと思います。 運転免許証 ケベックでは ...
続きを見る
ケベックシティでの生活は車が不可欠です。冬は雪で事故の件数が急増します。子供の安全のためにも、年齢や大きさによってチャイルドシートを適切に選んで安全なドライブをしましょう。