ケベック州では、3月コロナが感染拡大し始めてから約3か月保育園は閉園していました。
6月初旬から徐々に園児を受け入れはじめ、6月3週目から100%籍のある園児の登園を受け入れしています。
そこから約3か月。
受け入れ当初の園の様子や、現在の園の様子を紹介します。
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6月からの受け入れで変わったルール
- ★他の園児と遊ばせない
- 他の園児と2メートルの距離を保たせる
- ★2送り迎えの親は園の奥に入れない(中にははいれるが、1組のみで、入口から2mで仕切りがある。それ以上は入れず、仕切りの手前で用事がある人は先生と話しができる)
- 送り迎えの親がはいれるのは1組のみ
- 髪の毛を結ばせる
- 服は連日して同じものを着させない
- 歯磨きはカット
- 手洗いは念入りに
- おもちゃなどの個人的な持ち込みは禁止
- 連絡ノートはカット
- 保育士さんのマスク着用(マスク着用義務以来)
★赤字:園児と遊ばせないと距離を保たせるは、6月3週目あたりから緩くなってきて、娘は今では大好きな友達と抱き合ったりしています。小さい子には目の前にいるお友達と遊ばないなんて選択は難しいですよね。
赤字2:送り迎えの親は9月に入りコートなどが必要になってきたので、着替えを手伝わせるために、園の奥まで入ってもよくなりました。
髪の毛を束ねるのは衛生管理から指示がでましたが、連続して洋服を着せないというのはケベックならではだな。と思いました。というのも、日本では、一日着た服を翌日着させる親は少ないのではないかな?と思ったからです。文化の違いがここでも見れました。
おもちゃなどの個人的な持ち物は、家から持ってきたもので菌の繁殖をさせないためだそうです。手の消毒をいくらしても、持ってきたおもちゃを他の子と交換して、万が一他の子がなめたものを持ち帰り、家で感染したら・・・ということも考えられますね。
連絡帳のカットはすごく残念でした。日々の様子がわからないからです。連絡帳は基本的に園の中に常時おいてあります。園の中に入れない親は連絡帳を見ることができません。
こういった状況なので、仕方ないことだと思っていたところ、来月から、電子連絡帳になるようで、便利になりそうです。
園児の様子
特段変わった様子はなさそうですが、他のクラスの園児との接触は減らしているようです。
外遊びでも、学年毎に仕切りを作っています。
6月当初は、それこそ、いろいろとコロナ対策をしっかりしていたものの、先生や子供たち本人にも疲れが見え始め、今では伸び伸びと遊んでいます。先生のマスクもしてたりしてなかったり…。
まとめ
何はともあれ、大人にとってもストレスの多いコロナですが、子供は大人のストレスを敏感に察します。本当はもっともっと伸び伸びと遊ばせたいのですが、心配な気持ちはどの親御さんも同じだと思います。
早く余計な心配のない、普通の日常が戻ってくる日を祈るばかりです。